経営方針

私が会社をはじめるきっかけとなったのは、阪神淡路大震災でした。
当時、私は建物の構造設計を始めたばかりということもあり、構造設計者としては一人前ではありませんでしたので、「現在建築されている建物は地震が来ても壊れない」と考えていました。

しかし、みなさん御存知の通り、その大震災の際に建物や高速道路は無惨にも倒壊し、一瞬の地震で多くの人命と財産を奪っていきました。

そこで、耐震というキーワードに目覚め、機能性・ライフラインを維持しながら天災から建物の形を残すことが重要と気が付きました。建築士として建物の中で暮らす方々の命や財産を守ることを使命に感じ、気が付けば構造設計重視となっていました。

建物を建てることは一世一代のことです。
クライアントが持つ地震に対しての不安を取り除き、安心して住める環境・場所を提供し、建物を建てて生活することによって、より豊かな心が持てるような、そんな建物を残していきたいと思います。

私たちは、クライアントのオーダーを適切にカタチにする会社です。
感性と技術経験豊かなプロフェッショナルが、斬新で訴求効果の高いものづくりのビジネスパートナーとしてお役に立ちたいとスタンバイしています。